(一社)日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)について(一社)日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)について

会長あいさつ

日本医療機器テクノロジー協会会長 笹 宏行

 6月に開催された平成29年度定時総会における理事会において、中尾前会長から任を引継ぎ、会長職を拝命いたしました。会員企業の皆様のご助言とご協力を仰ぎながら、様々な課題に取り組んでまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


 さて、昨年6月に閣議決定されました「日本再興戦略2016」において、官民戦略プロジェクト10の内の1つとして世界最先端の健康立国がかかげられ、日本発の優れた医療機器等の開発とグローバル市場獲得が重要項目とされています。そういった中で、医療機器産業振興のための政策が多数出されるなど、医療産業には日本経済を牽引する原動力として大きな期待が寄せられています。このような国民の医療機器産業に対する多大な期待を、しっかりと受け止めていきたいと考えております。当協会は2013年10月に「日本医療器材工業会」から「日本医療機器テクノロジー協会」(MTJAPAN)に改名し、一般社団法人となってからもうすぐ4年になります。一般社団法人となった目的は社会的使命と責任をより明確にするためであり、医器工からMTJAPANに改名したのは「器材」から「テクノロジー」へ、「日本からグローバルへ」の思いが込められたものと認識しており、この基本方針をしっかりと継承します。


 昨今、医療を取り巻く社会環境や経済状況そして技術が大きく変化しつつあります。一例として、医療産業への期待から異分野産業やベンチャーの参入も見られるようになってきました。近い将来に、既存企業とは異なった視点での医療機器やビジネスが生まれてくることも期待されています。そういった環境下で、MTJAPANは治療材料中心の工業会ではありますが、時代の変化に対応して、材料に加え、最先端の治療機器分野にもフォーカスし、新たなテクノロジーをも取り込み、さらなる発展を目指します。たとえば、ロボティクスや革新的な在宅医療機器、また、AIやICTの導入も視野に入れていきたいと考えております。さらにグローバル市場の獲得は、わが国の産業成長には不可欠であることから、特に中国やアジアなどへの国際展開を推進するために行政とも連携して規制調和や市販後サービス体制の整備にも取り組んでいきます。これらの事業拡大に向けて、さらなる内外の環境整備が必要であることから、MTJAPANとして「提言力の強化」や「グローバルでの存在感の強化」そして「行政、アカデミアや他団体との連携強化」に努めていきます。MTJAPAN会員は皆様、医療を支えている方々であり、内資、外資といった区別は過去のものになりつつあります。私たちは、グローバルな視点で、産業の健全な発展を目指し、より優れた医療機器を供給して、医療の質の向上に貢献しなければなりません。一方、災害が多発するわが国においては、安定供給力を高め、医療機器業界としての社会的責任を果たせるように備えていく必要があります。


 私はMTJAPANに課せられた重要な使命を果たすために、尚一層 会員企業の皆様の声・ご要望に耳を傾け、提言・ビジョンを共有することを基本とし、一体感と参画感のあるMTJAPANを目指します。会員企業の皆様におかれましては、尚一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


一般社団法人                             
日本医療機器テクノロジー協会会長
笹 宏行


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